数日程前、入居者さんからの一通のメール「相談があるんですが」
なんとなく察していましたが、退去の連絡でした。
入居→退去の背景|やはり入居者の安定した職は大事
仕事が決まっておらず移住されてきた方で、就職活動するにあたって住所がないと面接すらさせてもらえないということでとりあえず入居してもらった感じです。
12月入居で2月退去といった感じです。
こちらとしても滞納のリスク等の心配はありましたが、初めての購入した賃貸物件でしたので、早く入ってもらいたい一心で
「敷金0.5ヶ月分、礼金0.5ヶ月分、仲介手数料オーナー負担、入居が月末だったので10日ほどフリーレント」
都心のほうでは普通かもしれませんが、私の住んでいる地域では、かなり攻めた条件で入居していただきました。
- 敷金→入居者からの預り金(退去の際に何もなかったら返すお金)
- 礼金→オーナーに支払うお金
- 仲介手数料→不動産屋に支払う仲介料
- フリーレント→最初の1ヶ月などは家賃無料にするなどの客付け施策
入居してもらうときに、やはりどんな仕事をしていて、どれくらいの収入があるのか、職がない場合はどれくらいの貯金があるのか、把握しておくのが改めて大事だと思いました。
やはり、お金の話はタブーになりがちですが、大家としての住居を維持・管理する責任と引き換えとなる家賃をしっかり払えるのかは躊躇なく聞くべきだと。。
入居する前は家賃一年分を一括で支払える。などと言っていましたがいざ入居となると「通常通り一ヶ月づつにしてくれ」といわれ、少し不安感はありましたが入ってもらいたい一心で契約書を結びとりあえず入居。
3ヶ月が経ち、貯金が減り、就職先が決まり、安い寮もあるので、生計を立て直すとともに寮に引っ越したい。と連絡があり、退去となりました。
滞納などはありませんでしたが、1年以内の退去なので違約金が発生し、その支払いが遅れるのはごめんなさいと連絡もありました。
滞納を防ぐ|を見極めるポイントは?対策5つ
安定した収入があるか、家賃を毎月支払える収入があるのか。
入居してもらっても家賃の滞納があっては大家として時間・金銭面でかなり痛い。
基本的には不動産屋が見極めてくれますが、自分でジモティーなどで客付けする場合は、全て自分で判断しなければいけません。
- 通帳の写しを提出してもらう
- 働いているか。→保険証を見せてもらう
- その他|会話、身なり等でも判断する
収入のない状態での家賃はかなりの金銭的・精神的なストレス|
通帳の写しを提出してもらう
なかり失礼かもしれませんが、仕事が決まっていない場合、貯金残高がいくらあるのかは把握するべきだと思いました。
次からは絶対そうします。
会話だけではいくらでも嘘をつけるのでしっかりと数字で見せてもらうようにします。
保証会社の加入を必須にする
保証会社が代わりにちゃんと家賃を払い続けることができるのかの審査を行ってくれます。
連帯保証人が不要になるので、借りる方にもメリットがありますが、サービス内容はかなり大家さんに有利な条件となります。
建て替えしてもらえるので、滞納分の法的処置は保証会社が代わって取り立ててくれるのでかなり助かる制度。
私みたいな気の弱い、お豆腐メンタルな人からすると代わりに取り立ててくれるのでありがたい話です。
「保証会社=ヤクザ」という噂もあるので、いざとなったら頼りになりそうです。
【嘘?ホント?】なぜ家賃保証会社の回収方法はヤクザなのか?(外部リンク)
働いているか。→保険証を見せてもらう
身分証を見せてもらうときに、社会保険証を見せてもらうのは割と現実的な確認方法だと思います。
社会保険証は会社が発行するものですので、必然的に会社に務めていることが確認できます。
念の為有効期限もしっかり確認するようにしましょう。
社会保険証が紙の場合は個人事業主の場合もあります。
その他|会話、身なり等でも判断する
やはり、会話等が成り立たないとあとあとトラブルになりがちです。
入居者と話すことはあまりないと思いますが、せめてどういった人なのかは確認するようにしましょう。
服装や身なり等、直感でこの人ヤバそうだなという方は厄介事をさけるためにも入居の承諾を安易にしないように心がけるべきだとおもいます。
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