日韓関係修復不能!泥沼化と終焉、理由と原因や解決策とは何か?

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日韓関係は今後回復する事は無い…元には戻らない

ここ最近の日韓関係において、何1つプラスとなる要因は一切なく関係は悪化の一途を辿っている。

こんな現状を1番色濃く表す場所・・・それは【日韓フォーラム】である。

そのフォーラムには両国の政治家や研究者、ジャーナリストが多数集まる。

【その時の両国の関係性の現状を色濃く表す場所である】

年に1度開催されるこのフォーラム。

2019年もソウルで開催されたが何となく例年と違う模様だった・・・

休憩の時間には『両国が牽制しあう会話が目立ちお互い自制している節がある』と言う会話がザワザワとした会話の中に混じっていた。

例年通りの日韓フォーラムでは・・・?

普段のフォーラムでは日韓両国がお互いに

『物申す!!』

・・・的な発言が飛び交う。

基本的に仲が悪い節があった両国はお互いに毎年何かしらで言い争いが勃発してしまうのだ。

しかし尋常じゃない程に悪化した日韓の関係のせいか【それすら】自重してしまう。

これはもう日韓関係が悪いとかでは言い表せない無い状況に両国は到達してしまっているという事にあるのだ。

http://kinsanblog.com/tyoguku-taiho

日韓関係が【良くなる、悪くなる】と言う段階に居ない

ある人物の発言がフォーラム参加者の心に大きい傷跡を残した。

『最近の日韓関係において、韓国は日本が重視する信頼を失い、日本は韓国が重視する礼儀を失った。その結果、今回の対立は深くて長い後遺症を残すだろう。対立を取り繕う事は出来ても、以前の様に関係を回復させる事は出来ない。新たな関係を再構築しなければならない』

この発言も自重の意図が多少見え隠れするものの、今の両国の現状を良く分かる内容で表現されていた。

この発言は参加者の心に深く刺さったのか、皆、現状の相互関係のままでは

今後二度と日韓の関係は回復しないという事を理解していた。

もはや関係が良くなるとか悪くなるとかいう舞台には立っていないという事ですね。

おおよその参加者は直近の【元徴用工訴訟問題】と【輸出規制問題】によるものとしていた。

しかしそれは少し感覚的にずれている様に感じる。

当然方向性は間違っていないと思うが、ただ原因は直近の事では無く昔からさかのぼって今に至る何かに原因を感じた。

日韓の基本条約・請求権協定が結ばれた1965年から現在

まず、日韓が基本条約、請求権協定が結ばれ、国交正常化した年は1965年となる。

この頃の日本と比べると韓国は非常に貧しい小国だった。

徐々に力を付けて行き、今では日本と対等な立場のパートナーとなっている。

【両国はこのような構造の変化に意識が追いついていない】

のです。日本は韓国を支援してきたと言う自負を持ち心の中では常に支援者と言う気持ちを今でも持つ、韓国は支援されてきたが現在に至って対等な力を付けてきたが、それを今では自分で力を付けた様な気持ちでいる。

互いのリスペクトがそこに無く、当時から今に至るまで意識に変化を持たせる事が追いついていないのだ。

冷戦の終了後、韓国は日米に頼らないと生きていけませんでした、中国、ソ連とも一切国交も持てませんでした。韓国と北朝鮮が国連に加入したのも、その91年です。そしてその後にようやく経済力も伸長を始め、国際社会での地位を築き始めるのです。

冷戦後の30年間に起きた変化は大きかったことが分かりますね。

個人所得にも分かりやすい面があります。

それまで両国の個人所得は日本の5分の1程度だった韓国も今ではほぼ同じ状態になっているのです。

このように急激に対等な状況にまで成長しているのだが、ただそんな変化は表面化はされず、特に韓国はそれに気付いていない。

そして日本は心の中にはまだ【支援側】と言う、上からという意識がどうしても残っているのです。いわばアメリカと日本の様な関係ですね(;^ω^)

ここ数年の極端な対立激化は

【これまでの大きな変化を反映したもの】

だとも言えると思います。

※少し感覚的な表現で分かりずらいかも知れませんが両国はもっと過去に捉われ過ぎず現代社会の両国の関係を意識した上で柔軟な思考に変化せねばならないと言う意味ですね。

何故これまで関係が何とか保たれていたのか?

これまで幾度となく対立してきた両国がなぜ現在の様に対立が激化しなかったか?

それには1つ理由があります。

【戦後植民地時代から続く人脈】です。

実はたびたび起こっていた『政治的緊張』

しかしそれもその日本語世代の韓国人政治家や経済人と言う人脈に助けられなんとか事なきを得ていたのだ。

そんな【パイプ役】となっていた人脈も戦後70年となりほぼ全て居なくなってしまった・・・

【今のまま】では今後一生日韓関係は回復しない理由

記述した通りこれまでの経緯を振り返っても

【日本は支援する側】【韓国は支援される側だったが今は対等かそれ以上と思っている】

これまでのこの意識が変化することなく残っている限り対立は解消しない。

そして【パイプ役】となっていた人脈も戦後70年となり居なくなった事。

なんとか関係修復を図り機能していたそんな人脈も次世代には存在しない。

例え日本が気持ちを改め支援者である気持ちを捨てたとしても、今の韓国では逆に立場が上だと言わんばかりの状態になり得る。

そんな【今のまま】では絶対に関係は回復せず、今後悪化の一途を辿るのみ。

今後二度と両国の関係は回復せず、二度と元にも戻る事は無いのです。

日韓関係修復の為には?

今の両国を見ると【どちらも感情的に動いている】

という事は誰の目にも明らか。

何かを言えば何かを言い返す。ああ言えばこう言う・・・

まず両国は頭を冷やせ!!

そしてもちろんそれだけでは変わりません。

良く見てみれば今韓国と日本は・・・

転換点を迎えている

と捉えるべきです。

両国史上最大に関係悪化している現在だからこそ、抜本的な部分を再構築し新しい関係性を結び治す事が最重要課題だと思います。

元徴用工問題など解決せねば先に進めない問題などはありますが、それはまず別問題として捉え、再構築から考えて行く事を念頭に行動して貰いたいものですね!

http://kinsanblog.com/tyoguku-taiho

まとめ

もう今のままでは抜け道は本当にありません。

良くなる方向性が見当たりません。

そうなってしまったものは仕方ありません。どうしようもないですしね(;´・ω・)

ただそれはそう捉えて『新しい関係性を作る』と考えねば両国の関係性は元には戻せません。

国際社会に生きるとする両国は頭を冷やし冷静になって、感情的に行動せずにまずそこから進んで行って欲しいものです。

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