生きていく上で想定できなかったトラブル、怪我や病気等で収入がなくなり生活保護を受けたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
生活保護は、日本の救済制度であり永住する日本人であれば条件を満たせば誰でも受給できる権利があります。
この記事では「これから生活保護を受けようと思っている人」に向けて、尾道市で生活保護を受けるための条件や金額、申請方法などを詳しく解説していきます。

尾道で大家をしています!
所有している物件に 5世帯の生活保護者の方が住んでいます!
生活保護は、経済的に困窮している人に対して最低限度の生活費を支給する国の公的扶助制度となります
食費などの生活費以外にも医療費・介護費用・出産費用等の状況に合わせた費用が受給できます。
尾道での生活保護の受給金額はいくらもらえる?初心者でも簡単に計算できる方法


こちらのサイトでは、生活保護を受けることで、毎月いくら受給できるかを計算することができます。
主に、生活扶助と住宅扶助はほとんどの人が受けれる扶助であり、具体的な例を紹介します。
生活扶助→毎月の生活費(基本的に自由に使える)
住宅扶助→住居のための費用に充てる(家賃etc)
- 50代の男性または女性
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生活扶助:71,460円
住宅扶助:35,000円
- 67歳の男性または女性
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生活扶助:69,530円
住宅扶助:35,000円
その他にも必要に応じて以下の扶助を受けることもできます。
- 教育扶助
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義務教育に必要な学用品、教材代等の費用
- 介護扶助
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介護に必要な費用
- 医療扶助
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医療に必要な費用(歯医者など)自己負担0
- 出産扶助
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出産に必要な費用
- 生業扶助
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生業、技能修得に必要な費用や高等学校に就学するために必要な費用
- 葬祭扶助
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葬祭に必要な費用
該当する扶助がある際には尾道市役所で申請する際に自分はこの扶助を受けることができるのかを聞いてみてください。
尾道市で生活保護を受けれる条件4つ
- 収入が最低生活費に満たない人
- 持ち家や車などの資産となるものを持っていない人
- 親族等から援助を受けられない人
- 申請にあたって調査があり、その調査に協力的である人
収入が最低生活費に満たない人


生活保護を受給する条件として最も重視されるのは、収入が厚生労働省の定める最低生活費に満たないことです。
つまり、収入だけでは最低生活費に達しないときに、足りない金額を生活保護費で補ってもらえるということです。
収入が最低生活費をオーバーしている場合は、生活保護を受けることができません。
また生活保護を受けた際、65歳以下で働く能力があれば働かなければいけません。
65歳以上または怪我や病気等で働けない場合は働く義務は生じません。
持ち家や車などの資産となるものを持っていない人


生活保護を受けるにあたって家や車などの資産となるものの所有は原則認められていません。
公共交通機関または自転車の移動となります。
ローンの支払いが終わった家で、売却してもお金にならず、賃貸のアパートに住むよりも安いと判断されたら家の所有を許可される場合もあります。
基本的にはローンの返済が終わっていない住宅に関しては売りに出し、返済と生活費に充てるように言われます。
またパソコンや、ブランドものなどもお金になるのであれば売却をするように言われる可能性もあります。
親族等から援助を受けられない人
生活保護を受けるにあたって、身内から生活費等の援助が受けられる場合は、生活保護ではなく親族からの援助が優先となります。
そのため生活保護を申請すると申込者に対して聞き込みがおこなわれ、援助してもらえる家族や親族の有無を確認されます。
一人暮らしで生活費が足りずに困っていても、身内に仕送りをしてもらえる人は生活保護を受けられません。
具体的には3親等以内の直系血族に対して戸籍を取得し扶養調査をおこないます。
1親等 | 父母、子供 |
---|---|
2親等 | 祖父母、兄弟、姉妹、孫 |
3親等 | おじ、おば、甥、姪、曾祖父母 |
3親等までの親族から援助を断る返事が届いた場合や期限までに返事がなかった場合は生活保護の対象となります。
未成年で支払える能力がない、病気やケガなどが理由で働けないなど、援助を受けられない人も生活保護を受給できます。
申請にあたって調査があり、その調査に協力的である人


生活保護を受けられる条件として、財産等のさまざまな調査があります。
銀行の預金を隠していたり、所有する土地を隠していたり、貴金属を隠していたりすると、生活保護の申請が通りません。
特に現預金等は、生活保護の審査にあたり残高を調べることができます。
調査の際に市の職員さんに質問されたり、やるべきこを言われますが素直に従い対応しましょう。
その調査に協力的でない場合は生活保護の審査に落ちてしまう可能性がございます。
尾道市で生活保護を申請してから受給までの流れ|約2週間
次は尾道市で生活保護を受けるにあたって具体的な手順をご紹介します。
尾道では以下の場所で生活保護の相談・申請が可能です。
電話番号:0848257126
上記のいづれかに行き、生活保護を受けたい旨を伝えましょう。
生活保護を希望すると、現在の働き口がどこなのか、どこで働いているのか等を市の職員さんに確認されます。
嘘をつかずに正直に答えましょう。後々嘘だと判明すると、保護の申請を打ち切られてしまう可能性があります。
今すぐに生活費の援助が必要な場合は?↓
保護を申請する際に、現状生活費も持っておらず生活に困窮しているという旨を説明すれば、審査の結果が出る際の生活扶助費を前借りすることもできる場合があります。
申請した住所に本当に住んでいるのかを確認するために家庭訪問が行われます。
同時に売却できる資産(パソコンや薄型テレビ、ゲーム機)がないのかを確認されます。
市役所は、生活保護の申請を認めるにあたって各金融機関に残高が残っていないか、照会をかけることができます。
現在の預金や借り入れの残高も確認されますので覚えておきましょう。
また住民票や戸籍謄本を役所から取り寄せて、親族に対して扶養調査を実施します。
生活保護ではなく親族に扶助してもらえる人がいないのか。
2週間ほどで生活保護の審査結果がわかります。
もし審査に落ちてしまったら、保護申請却下通知書には、申請に通らなかった理由が記載されているので却下された理由を改善できるのであれば、もう一度再申請を行ってみましょう。
- 却下理由:借金がある
-
法テラス等を利用し自己破産などの債務整理を行う
生活保護費は借金の返済に充てることはできません。
- 却下理由:働ける状態にある
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鬱(うつ)などの症状があるなら精神内科等に通院し、診断書をもらい提出する。
尾道であれば、ハローワーク尾道(尾道公共職業安定所)に通い、求職活動しているが、見通しがつかない旨を生活保護の担当者に説明しましょう。
来店・求人検索でスタンプを押してもらえますので忘れずにハロワの職員に押してもらいましょう。
- 却下理由:居住している証拠がない
-
現住所がわかる書類を複数提出する、家庭訪問を複数回受ける
家庭訪問の際は事前に日付と時間が伝えられます。
その時間は買い物などに出かけずに、確実に家にいるようにしましょう。
- 却下理由:親族が援助を申し出た
-
絶縁状態にある旨を説明しましょう
- 却下理由:最低生活費以上の世帯収入がある
-
ある程度の収入があるということなります。
支出を見直し、食費を見直す、家賃の安い家に引っ越す等を検討しましょう。あるいは、生活保護以外の国の公的制度の検討を行いましょう。
審査に通過すると、保護費の支給が開始されます。
最初の支給は市役所での現金渡しとなることが多いとのことです。
時間に余裕がある場合は銀行口座に振り込みされる場合もあります。
また尾道市の場合、翌月以降の生活保護費の支給は毎月「5日」となります。
自由に使えるお金(生活扶助)は毎月約7万円です。
生活費の他に、電気代・ガス代・水道代等の支払いも含まれています。
目安としては「1000円/1日」として食費のやりくりを行えば、食費が月に3万円となり、いざとなったときの支出にも対応できます。
尾道市の生活保護申請にあたって身分証などの必要書類はあらかじめ用意しておこう
- 運転免許証、マイナンバーカードなどの本人確認書類
- 通帳
- 健康保険証
- 年金手帳
- 家賃がわかる物件資料、賃貸借契約書
- 財布 (所持金がいくらあるのかも確認されます)
(障害者手帳、公共料金の領収書、診断書、給与明細)
ここからは、筆者の所有しているアパートのご紹介です。
まだ住居を決められていない方はお気軽にご相談ください。
家賃も生活扶助費以下となります。
住居が見つからない方は
生活保護の方も理解のある大家さんの物件です。
中を見たいと思う方は各不動産屋に連絡してみてください。
物件のオーナーさんより依頼を得てご紹介させていただいております。
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